東成鋼管では、各種ブロワを取り扱っています。
【使用環境に合わせた各種ブロワ】
●陸上ブロワ(ルーツタイプ)
省エネルギー・省メンテナンスを実現。
●ヘリカルブロワ(ルーツタイプ、水冷式、臭気ガス用、真空仕様ほか)
静音環境を追求するブロワ。
工場に使われている「エアーコンプレッサー」を「ブロワ化」することで、低騒音、省スペース、省メンテナンスを実現しながら「コストダウン」「CO2削減」が可能です。
■ブロワエアーとコンプレッサーの違い
※ブロワ化すると、圧力は低下するが風量によって同じ衝突力が得られます。
■工場エアー(コンプレッサー)とブロワエアーの水滴除去の必要圧力比較
■年間省エネ効果比較グラフ
【省エネ効果計算例】
コンプレッサー | ブロワ |
|
衝突力 | 25g | 25g |
圧力 | 270kPa | 30kPa |
風量 | 1.5m3/min | 2.9m3/min |
出力 | 11kW(9.7kW相当) | 3.7kW |
年間電力使用量 (年間エアー使用料金) |
279,360円 (432,000円) |
106,560円 |
CO2 | 7.9t | 3.0t |
※コンプレッサーは11kW-1.7m3/minで検討
※運転時間:8h/日、300日/年
※電力単価:12円/kWh(エアー単価:2円/m3)
※CO2排出原単価:0.332kg-CO2/kWh(2008年東京電力より)
平成18年4月『省エネ法』が改正されました。
省エネ法では低圧エアー用にブロワの使用が推奨されています。
※「省エネ法」=エネルギーの使用の合理化に関する法律
【告示】工場または事業場におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断基準
U エネルギーの使用の合理化の目標及び計画的に取り組むべき措置
1.エネルギー消費設備等に関する事項
(5)電気使用設備
Fエアーコンプレッサーを設置する場合において、小型化し、 分散配置することによりエネルギーの使用の合理化が図れるときは、 その方法を検討すること。
また、圧力の低いエアーの用途には、エアーコンプレッサーによる高圧エアーを減圧して使用せず、低圧用のブロワー又はファンの利用を検討すること。 (赤字部分が新たに追加された文章です。)
(平成18(2006)年3月29日経済産業省告示第65号)
http://www.enecho.meti.go.jp/policy/saveenergy/data/060327c-10.pdf
※ 別ウィンドウで経済産業省自然エネルギー庁のPDFファイル(約52KB)が開きます。
ご参照:省エネルギーセンター
http://www.eccj.or.jp/law06/index.html