東成鋼管では、鉄コーティング種子の 『鉄粉販売』 を取り扱っています。 鉄コーティング種子とは、稲種子を“鉄粉”でコーティングして重くした種子です。従来より日本の稲作は移植栽培における苗作り〜苗運び〜田植えと、手間がかかる上にコスト高でした。 |
■特徴
1.生産コスト低減
おおよその試算では、従来の水稲(育苗)の約半分の経費ですみます。
2.省力・軽労化
育苗・移植等の作業が大幅に軽減されます。
3.鳥害を防止
種子の皮膜が堅くなるため、鳥などによる被害を防ぎます。
4.種子の長期間保存が可能
保存性が高く農閑期での作業が可能となります。
5.比重があるので浮き苗を回避
鉄粉でコーティングすると播種する種子が重くなるため、浮き苗を回避することができます。
■鉄コーティング湛水直播栽培の流れ
●直播栽培技術導入による労働時間の変化のイメージ
■鉄コーティング湛水直播栽培の流れ
[2011年の実績]
・3千ha =全国水田面積〈150万ha〉の0.2% 鉄粉使用量:80トン
[10年後の予測]
・45万ha=全国水田面積〈150万ha〉の30% 鉄粉使用量:11,000トン
*全農調べ
■材料の分量(重量)
基本的な混合比は、種籾:1に対して鉄粉/0.5→種子:10kg、鉄粉:5kg。焼石膏:鉄粉の10〜20%程度の混合です。また土壌や環境により混合比をかえることができます。
●鉄コーティング比と分量(kg)[種子5kg(播種面積10アール)の例
※鉄粉の比率を下げると |
■ラジコンヘリにより播種まで請け負います。
訓練されたオペレーターにより、ラジコンヘリで鉄コーティング種子の散播まで当社でご対応いたします。生産者様の仕事は水田の準備と栽培管理のみとなります。 |
直播が可能な鉄コーディング種子のご利用は、北海道から九州と、大規模水田から中山間地の耕作放棄されつつある棚田まで、広く適用できます。食用米・米粉・飼料・バイオエタノールなど、様々な稲作作業の省力・低コスト化に貢献できます。 |